マルチン祭のともしび   

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セント・マルチンの火

11月11日水曜日

私が子供のころ住んでいた西ドイツでのマルチン祭とは、提灯(ラターネ)を持って、近所の玄関を呼び鈴を鳴らし、歌を歌う。そうするとお菓子をもらえる。
というお祭りだった。子供達にとって、最高に楽しいお祭りだった。

なので、この掲示を見たとき同じようなことをするのかなと思って、参加してみた。
17時半位に外を出ると、小さな子供連れのファミリーがみなラターネを持ってぞろぞろと公園に向かっている。

近所の公園に集まるとそこにはガチョウ(?)、白鳥(?)の着ぐるみを着た女のひとがいた。
みなラターネを片手にそのガチョウさんと記念撮影。
その集まった親子連れの数たるや、300組くらいは優にいただろう。
それかガチョウさんはそろそろと歩きはじめ、みな黙ってついて行く。
手作りだったり、中のともしびがロウソクだったり、本当にさまざま。
素敵なラターネがいっぱいで、子供達とあれこれ話しながら20分位歩いた。
ただぞろぞろと歩いた先がマウアーパークの一画。

そこに大きなキャンプファイヤーのような薪で起こした大きな火がおこされていて、周りを囲んでただただその火を黙って眺める。
正月のドンドン焼きみたいだけど、こちらはただ黙って眺めるだけ。

少し離れたところに小さなステージが用意されていて地元の高校生位の男子がマルチン祭の由来を慎ましく上演し、次に女子数名が舞台に上がり、マルチン祭の歌を歌う。観客もみな合唱。

それだけのお祭り。

とても静かで心が洗われるようなイベントでした。

その後、お菓子ちょうだいの家庭訪問もなく、みな静かに帰宅。

西と東の違いなのか。

アパートのオーナーは東側はプロテスタントが多く、お金が関わることをせず質素なんだと言ってたが、そういうことなんだろうか。


Laterne, Laterne, ちょうちん、ちょうちん、
Sonne, Mond und Sterne. 日、月、星
Brenne auf mein Licht, 火よ燃え上がれ
Brenne auf mein Licht, 火よ燃え上がれ
aber nur meine liebe Laterne nicht. でもちょうちんは燃やすなよ
(yahoo知恵袋より引用)

30年近く昔だけど、いまだに歌えます。
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我が家の提灯。
1ユーロショップで購入。中身はLEDらしい電気。
でも闇夜の提灯はとて神秘的。

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by ame_agare | 2015-11-16 06:49 | travel | Comments(1)

Commented by fumi at 2016-02-29 21:25 x
なんだかほんとつつましくってすてきなお祭りだね。 
火ってなんかね。神秘的。

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