益子の旅
2016年 07月 18日
観光旅行も差ほど多くなくて、町の人々も旅行者に大していろいろ過剰でなくて、とても居心地のいい旅でした。
ちょっとしたきっかけでここに運ばれて来たけど、来てよかった。
素敵な、もう完璧っていっていいくらいのお店「トネリコ」、オーナーのはったさんの世界観に酔いしれて帰ってきました。
古いものだけでなく、現代の快適性も取り入れつつ醜悪なものを見事に拒んでいるその姿勢にあっとうされて、励まされもしました。
この先自分の住まいがどこになり、どう生きていくことになろうとぶれないで生きることが少しでもできるように。
後半は益子焼きを片っ端から見て周り、最後は220年前から藍染めを続けている日下田藍染め工房を見て、次来るときはお札を二枚にぎりしめて来ようと誓ったのでした。
綿から栽培して、糸を紡ぎ、布を織り、縫製する。
2年掛かりで人の手からだけ生まれた服を人はもっと大切にしなくては。
その技法とそのゆとりと物への愛を手にして、すこしでも心に愛が持てるようなそんな服作りをしたい。
by ame_agare | 2016-07-18 07:28 | dream house